ひとり親になると、子どもの留守番は避けて通れません。
「何歳からならいいのか」を調べたことがある方も、多いと思います。
調べたので、書いておきます。
日本には、年齢を決めた法律がありません
何歳から留守番させていいか、法律には書かれていません。
家庭の事情も、子どもの育ち方も違うので、結局は各家庭で判断するしかない、というのが今の状態です。
2023年、「小3以下の留守番は虐待」という条例案がありました
埼玉県での話です。
県の虐待禁止条例に、こういう内容を加える改正案が出ました。
- 小学3年生以下の子どもだけで留守番・外出させることを「放置=虐待」として禁止
- 小学4〜6年生は努力義務
反対の声が相次ぎ、オンラインの署名は10万筆を超えました。
そして2023年10月13日、採決が予定されていた本会議で撤回され、廃案になりました。
反対意見として「共働きやひとり親家庭は守れない」という声が上がった
反対の理由のひとつが「ひとり親は守れない」でした。
この記事を読んでいる方の多くが、まさにその立場だと思います。
・・・正直に言うと、私はこのニュースを知りませんでした。
知らないところで、ひとり親のことが決められかけていた、ということになります。
法律で問題になるとしたら、この条文です
刑法218条、保護責任者遺棄罪です。
老年者、幼年者、身体障害者又は病者を保護する責任のある者がこれらの者を遺棄し、又はその生存に必要な保護をしなかったときは、三月以上五年以下の拘禁刑に処する。
留守番そのものを罰する条文ではありません。
分かれ目は、「遺棄」にあたるか、「生存に必要な保護をしなかった」かどうかです。食事も連絡手段もなく長時間放置する、といった場合の話です。
ちなみに「懲役」ではなく「拘禁刑」です。刑法が変わったので、古い記事を読むと違う言葉が書いてあります。
よその家は、いつから始めているのか
ALSOKが共働き家庭500人に聞いたアンケートでは、こうなっています。
- 初めて留守番させた学年は、小学1年生が最多で21.4%
- 小学校入学前を含めると、35.4%
出典:ALSOK「初めて子どもにお留守番させた学年」(2020年7月)
3人に1人が、小学校に上がるまでに始めています。
我が家のルールは、ひとつだけです
来客に出ない。
これだけです。
細かい約束事をたくさん作っても、覚えられません。守られなければ意味がありません。
ただし、例外があります。
宅配など、こちらがはっきり分かっている場合です。その時は、どこの業者が、何時ごろ来るかを子どもに伝えておきます。それと合っていれば、出ていい。
合っていなければ、出ない。
子どもが小さいうちは、例外なしでした。誰であっても出ない。
不安ではなかったか
正直に言うと、そこまで不安ではありませんでした。
理由は単純で、そもそも来客が多くないからです。
見ている限りでは、子どもたちが出ている様子もありませんでした。
いまのところ、困ったことも、ヒヤッとしたこともありません。
まとめ
- 日本に、留守番の年齢を決めた法律はない
- 2023年に埼玉県で条例案が出たが、「ひとり親は守れない」などの反対で廃案になった
- 刑法218条は、留守番そのものを罰する条文ではない
- 共働き家庭では、小1までに3人に1人が始めている
- 私はこの条例案のニュースを知らなかった
- 我が家のルールは「来客に出ない」だけ。宅配など、こちらが把握しているときだけ例外
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