結論から書きます。
私の離婚調停は、4回で終わりました。
- 1回目 …… 離婚の意思。そして後半に、親権の話
- 2回目 …… 親権が決まる
- 3回目 …… 財産分与と、養育費
- 4回目 …… 成立
2025年7月から、2026年1月まで。およそ2ヶ月おきです。
弁護士は立てていません。申し立てたのは相手方で、私は申し立てられた側でした。
「離婚調停 流れ」で調べると、制度の説明は出てきます。でも、毎回なにを話すのかが書いてある記事は、あまり見つかりませんでした。
私の4回を、そのまま書きます。
その前に ── いまは、前提が変わっています
先にお断りしておきます。
2026年4月1日に、民法が変わりました。 私の調停が終わったのは、その3ヶ月前です。
- 私のとき …… 離婚したら、親権者は父母のどちらか一方。それしかありませんでした
- いま …… 親権者を父母の双方とするか、一方とするかを話し合って決められます
・・・ただ、当時の私は、揉めたら共同親権になるのだろうと想像していました。
実際には、私の調停が終わった時点では、まだその制度は始まっていません。
いずれにしても、この記事に書いてある親権の話は、いま調停に行く方とは前提が違います。
そこだけ先に書いておきます。
1回目 ── 意思確認。そして、その日のうちに本題へ
2025年7月。
まず聞かれたのは、ひとつです。
別れるかどうか。
申し立てられた側なので、そこから確認されました。
「はい」と答えました。
・・・そして、同じ日の後半には、もう親権の話になりました。
ここは、書いておきたいところです。
正直に言うと、何が起きるのか、まったく分かっていませんでした。予想も、心構えもありません。調べても、当日の中身までは出てきませんでした。
行ってみたら、その日のうちに、いちばん大事な話が始まっていました。
(緊張して行った話は、服装と持ち物の記事にも書きました)
2回目 ── 親権が決まりました
1回目の後半から続いていた、親権の話です。
そして、この回で決まりました。
父親が親権を取るのは、全体の約1割です。それを考えると、ずいぶんあっさりしています。
なぜそうなったのかは、別の記事に書きました。
ひとつだけここに書いておくと、調停で「宿題」を出されていたことが大きかったと思っています。(調停で渡される「宿題」)
3回目 ── お金の話。ここが、いちばん揉めました
財産分与と、養育費。
そして、4回のうちで、はっきり揉めたのはここです。
養育費でした。
金額は書きません。ひとつだけ書いておくと、父子家庭なので、受け取る側が私です。(父子家庭でも養育費はもらえます)
順番でいうと、親権が決まったあとにお金でした。
いま振り返ると、それが自然だったのだと思います。誰が子どもを育てるかが決まらないと、養育費の向きが決まりません。
・・・正直に書くと、2回目と3回目、どちらが先だったか曖昧です。
ただ、親権を元にして財産を分けた記憶があるので、この順番だったはずです。
半年以上前のことなので、そのくらいの精度です。すみません。
4回目 ── 成立の日は、こういう流れでした
ここが、いちばん書いておきたいところです。
成立の日だけ、いつもと違います。
① まず、いつも通り調停委員と
調停委員2人と、私。3人で、双方の主張と、争点がないことを確認します。
ここまでは、これまでと同じ形です。
② 次に、裁判官と書記官が入ります
これが、いつもと違うところでした。
裁判官と書記官を交えて、調停調書に書かれる内容を読み上げて確認します。
・・・4回目にして、初めて裁判官が出てきます。
③ そして、終わります
読み上げの確認が終われば、それで終了です。
あっけないものでした。
調停調書は、その日にはもらえません
ここ、意外と知られていないと思います。
調停調書は、後日、取りに行く形でした。
だいたい1週間程度です。
つまり、成立した日に手ぶらで帰ります。私はそれを知らずに行きました。
そして、この調停調書には、確定判決と同じ効力があります。
調停が成立し、合意内容が調停調書に記載されると、その記載は確定判決と同一の効力を持ちます。
出典:調停手続一般(裁判所)
あとから「やっぱり違う」は、効きません。
・・・私が、そのことを身をもって知るのは、このあとです。
もうひとつの調停 ── 自宅のこと
離婚の調停とは別に、私はもう一件、調停を申し立てています。
理由は、調停調書に自宅の所有権を書かなかったからです。
話し合いの日は、1回だけでした。
伝えたのは、こういうことです。
- ペアローンの借り換えに、自宅の所有権を明記した調書が必要だということ
- 元妻も、それでいいと言っていること
そして最後に、「ほかに付け加えることはありませんか」と聞かれました。
・・・たぶん、1回目の調停でも、同じことを聞かれていたのだと思います。
そのときは、何も思い浮かびませんでした。
自宅の所有権を調停調書に書く必要があるなんて、そもそも思ってもいなかったからです。
「4回で終わった」と書くと、あっさりして見えますが
調停の場ではっきり揉めたのは、養育費の1点です。
回数でいえば、4回のうち1回。数字にすると、それだけです。
・・・ただ、数字だけ見ると、実際とは違って見えると思います。
弁護士を立てなかった記事にも書きましたが、妥協した点はあります。言えたかもしれない主張を、言えなかった場面もあります。
回数が少なかったことと、納得していることは、別です。
これから調停に行く方へ
4回ぶんを振り返って、これだけは書いておきます。
- 1回目から、もう本題が始まります。私はその日のうちに、親権の話になりました
- 順番があります。親権が決まらないと、お金の話が進みません
- 成立の日は、裁判官が出てきます。読み上げの確認があるので、そこが最後の修正機会です
- 調停調書は、その場でもらえません。1週間ほど後に、取りに行きます
- 「ほかに付け加えることは」と聞かれます。ここで何を言えるかが、あとの人生を変えます
いちばん最後のものが、私の失敗そのものです。
まとめ
- 私の離婚調停は4回。2025年7月から2026年1月まで、2ヶ月おき
- 1回目は離婚の意思確認。そして後半には、もう親権の話
- 2回目で親権が決まった
- 3回目は財産分与と養育費。揉めたのは、ここだけ
- 4回目が成立。調停委員 → 裁判官と書記官という順で、調書の内容を読み上げ確認して終わり
- 調停調書は後日、約1週間後に受け取り
- 調書は確定判決と同じ効力。書き忘れは取り返せない
- 2026年4月から、親権のルールが変わっています
あわせて読みたい
- 離婚調停の服装と持ち物/当日の流れと待ち時間
- 弁護士なしの離婚調停、実際にかかったお金/9回の内訳と、消えた休み
- 離婚調停で、弁護士を立てませんでした/立てなかったことで失ったもの
- 調停で渡される「宿題」/2回目の親権につながった書類
- 父親の私が親権を取れた理由/2回目で決まった理由
- ペアローンの落とし穴/もうひとつの調停の理由
- 調停離婚でも離婚届は必要でした/調書を受け取ったあとの話


コメント